Weekly Bites! 🍩 vol.4 | Airbnbが決算を発表!旅行業界は今どうなのか? & FRBはどう動く?
#みんなのトレード
Woodstock.clubアプリ上で、先週(2/12-2/18)売買された銘柄ランキングはこれだ!
#直近の決算
先週も多くの企業から決算発表がありました。ここではwoodstock.clubで取り上げたいくつかの決算のまとめについて改めて、ご紹介しておきます。(BEAT!は、決算が予想よりもよかった時、MISS...は予想より悪かった時、INLINEは予想通りだった時をそれぞれ意味しています。)
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#気になるトピック
上記の決算の中でもAirbnbについて、今週はみてみたいと思います。また、CPIやPPIなどマーケット全体に影響を与える話題もあったので、今週はその2つ!あと、弊社のアップデートも併せてチェックしてみてね。
#1 Airbnbが決算を発表!旅行業界は今どうなのか?
Airbnbが帰ってきた!Airbnb ( $ABNB )の株価は、決算発表を受けて時間外取引で9%以上上昇しました。第4四半期の売上高と利益は過去最高となり初の黒字年を達成と発表しています。そして第1四半期見通しによると、値下げを予定しているにも関わらず、全てウォール街の予測を上回るガイダンスを発表しました。
Airbnbの過去数年間の純利益の推移をみてみてください。同社はパンデミックの際、同社は明らかに大きな打撃を受け、Brian Chesky CEOは2020年5月人員削減という厳しい決断を下さなければなリませんでした。しかし、彼のリーダーシップはパンデミック時においても目を見張るものがあり、ロックダウン中にすぐに「オンライン体験プログラム」を提供するイノベーションに真っ先に取り組みました。
オンライン体験プログラム:https://news.airbnb.com/a-look-back-one-year-of-traveling-from-home-with-online-experiences/
“オンライン体験は、Airbnbが提供してきた中でも、これまでで最も急成長しているプロダクトで、過去1年間で何十万人ものゲストをつないでいます。この体験は、パンデミックの間、ホストにとっても非常に大きな収入源になることが証明されており、人気のある体験の中には50万ドル近くを獲得しているものもあります。例えば、ゲストはオリンピックメダリストと一緒にトレーニングをしたり、セレブリティと一緒にクリスマスオーナメントを飾ったり、K-POPの舞台裏に潜入したり。これらをすべて自宅にいながら体験することができたのです。”
このような強力なリーダーシップとイノベーションの文化があれば、Airbnbが継続的に成功し、記録的な数字を作っていくとことは、決して驚くようなことではありません。 また、今回の決算においては、旅行者が戻ってきたことも示唆されています。実際、JTBによると、日本は2023年にインバウンド観光で約450%の成長を見込んでいるとのことです。
参考記事:https://japannews.yomiuri.co.jp/society/general-news/20230206-89200/
#2 FRBはどう動く?
先週、CPIとPPIが予想を上回ったというニュースがありました。また、新規失業保険申請件数は20万件(予想)に対し19.4万件となり雇用も好調のようです。
[PPI(生産者物価指数)]
1月のPPI(生産者物価指数)は予想の前月比0.4%上昇に対し0.7%上昇 https://www.reuters.com/markets/us/wall-st-futures-slip-ahead-inflation-data-2023-02-16/
[CPI(消費者物価指数)]
昨年同時期比較で、6.2%上昇の予想に対し、6.4%の上昇 https://www.cnbc.com/2023/02/14/consumer-price-index-january-2023-.html
しかし、S&Pはわずか-0.3%安、ナスダックは+0.6%高で先週終えており、市場はこれらの数字をある意味、受け流したようにも見えます。マクロのニュースよりも、企業決算が重視されているような印象もあります。(ちなみに先週は、ROKU, CSCO, PLTR, ABNBなどの決算がありました)。もう完全に「良いニュースは悪いニュース」という話からは脱却したと考えて良いのでしょうか。(経済好調->インフレが加速->FRBのさらなる金融引き締め->株価下落という、「良いニュースは株価にとっては悪いニュース」というサイクル)
好調な雇用市場、予想を上回るCPIとPPIを考えると、FRB(連邦準備制度理事会)が次に何をするかは興味深いところです。市場は、これ以上大きなサプライズを期待していないようですが。
#3 Company Update
Woodstockのビジョン - なぜ僕たちはwoodstock.clubを作っているのか?
先週、Woodstockは国も支援しているスタートアップ支援団体、Shibuya Startup Support様に招いていただき、日本でフィンテック事業を行うという事について、今の環境における、追い風と一方で逆風についてディスカッションをして参りました。ご存じの通り、日本人は長年貯蓄しかしてこなかったため、現金をたくさん保有し、預金などの金融資産も未だ多く貯め込まれています。これらの状況について、フィンテック・スタートアップとして、どうチャンスがあり、そして課題は何なのかについて議論してきました。インフレがもたらす影響もありますし、政府が行っているスタートアップエコシステムを支援する施策なども多くあるので、特にフィンテック領域においては、企業にメリットがあるのはもちろん、消費者にとっても、支出を減らすことができたり、より収益を得ることができるなど、これまで以上にさまざまなチャンスがこの先もあると考えています。
出典: 日本銀行調査統計局, 2022年8月:https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjhiq.pdf
米国やスウェーデンと比較して見ても、日本のGDPは人口と密接に関係してきました。しかしながら全体に占める、イノベーション企業は両国と比較して明らかに少ない状況です。日本のGDPが人口起因の理由以外での成長がまだできるとしたら、多くの製品においてイノベーションをもっと生み出す必要があるということはもはや明白です。
私たちWoodstockのミッションは、次世代の人々がより良い金融の未来を築くことができるようにすることです。私たちは、プロダクト・イノベーションを通じて、いわゆる「タンス預金」の問題に変化やインパクトをもたらしたいと思っています。私たちのミッションについてみなさんはどう思われますか?ぜひこのメールへの返信で教えてください。
スタートアップイベント”コーラルアクアリウム”
先週の土曜日、コーラルキャピタルのスタートアップイベント「Startup Aquarium」に参加しました。多くのスタートアップがますます成長し、より多くの人がスタートアップで働くということについて積極的に考え、投資家がこのエコシステムの成長を後押ししている、今の状況を見ると、とても勇気づけられます。私たちは、日本発のグローバルなスタートアップとして、ユーザーの皆様にも還元でき、また他のスタートアップの模範となるような存在になりたいと思っています。
【免責事項】
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・投資にあたっての最終決定はお客様ご自身の判断でお願いいたします。
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